Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

雪アート2014に向けて第5案

第4案で彩色を虹色系にしようと考えたのですが、諸般の事情で白色にする事にしました。大きな作品は確かな予算と大きな作業スペースがないと出来ません。それなりに無理や後悔が残らないように考え直しました。

第5案                           2014.2.20
1、 作品タイトル「眼鏡のエチュード」 
2、作者 堀川紀夫  Michio Horikawa
3、コンセプト
 雪降る中で一週間以上耐えるということで線構造の作品を構想した。
鑑賞者を雪原の風景へ誘う装置としての大きな眼鏡型のオブジェ彫刻。
眼鏡のフレームを白色に彩色し雪の白さと同調させる。片方のレンズ部分に自転車のタイヤを吊り下げ、そのタイヤの先方に「自転車の車輪」を配置し眼差しに一つのメッセージを加える。もう片方は空とする。
昨夏のギャラリー湯山での個展で発表した「デュシャンの眼鏡」からの展開作である。
4、素材 雪、木材、厚いベニヤ、自転車の車輪、タイヤ、白の塗料、蝶番金具など
5、大きさ  眼鏡のレンズ部分の直径180cm 片方は通行可能。
6、設置方法 踏み固めた雪原の上に設置。
7、設置希望場所
 鑑賞者を誘う雪道につながる位置に作品を設置する。鑑賞者は空のレンズをくぐって通る事ができる。

雪アートの搬入と設置が来週に迫って来ました。良い体調のもとに、その日を迎えたいと考えています。