Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

糸魚川のケンカ祭りと現代美術

今日はこれから、婿殿2人と孫1人を迎えて花見等家族行事ででかけます。明日12日は「GUNの軌跡」展の搬出で東京へでかけます。このページは12日分です。
さて、昨日は国指定重要無形民俗文化財糸魚川の「けんかまつり」を見にでかけました。というのは、「けんかまつり」をこれまで見たことがなく、その会場となる天津神社・奴奈川神社に古田洋司さんが抽象画を奉納されて、そのお披露目の機会ということもあったからです。古田さんの詳しいことは後日また取り上げます。お祭りへの関心と抽象画の奉納という珍しい取り合わせのスナップです。コメントは後日もう少し付け足します。
糸魚川駅での看板です。

稚児さんの練り歩き。

押上と寺町の神輿のぶつかり合い、押し合い。神輿の屋根の波形の飾りが壊れてしまいました。走ったりぶつかったりで11時から1時までの激動の2時間でした。


神輿を納めた後の押上地区の拍手喝采、そして万歳!

1時30分頃から奉納の舞が始まりました。雲一つない晴天と満開の桜の下で、12種類の舞楽。太鼓と笛の音の中にゆったりとした時間が流れます。
「抜頭」の舞、意味は分かりませんが腕を斜め上に伸ばす動作と後半10分くらい動きを止めて立ち続ける間が印象に残りました。


「能抜頭の舞」(これは天津神社独特の舞だそうです。)の直立静止のポーズ。

古田先生と奉納額。シンメトリカルな画面が拝殿の空間に見事になじんでいました。

時間の関係で4時45分に退席。残念ながら、最後の陵王の舞は見ることが出来ませんでした。来年は最後まで見たいものです。