Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

トラウマの整序

整序という言葉を知ったのは昨年の川柳関係の評論を読んででした。作家活動を続けて来て、私がいなくなったら意味をなさないものが沢山あります。それが失敗作や駄作と思っているものならなおさらです。
今回は、1972年作の「石を針金でグルグルと巻いた作品」を整序しました。タイトルは「軌跡・凝固」と不確かですが記憶しています。石の径は25cmくらいあります。以前にも同種の作品に同じこと=解体をしました。この種の作品の残りは一個です。
石は庭に配置、針金はつぶしてオブジェに仕立てることにします。せいじょをワードで変換すると正序と出て来ますが、整序と同じような意味に思えます。これからも身辺の整理整頓、物事の整序を進めて行きます。

1972年11月の個展のスナップです。個の時堀川紀夫はまだ26歳です。