Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

息子の結婚式−2

息子の結婚式の「引き出物の詩」です。やがて食されたり、呑まれたり、使用されたりして消費されるものですが、それぞれに結婚に順接するイメージやシンボルがデザインされています。それらを素直に解釈しつつ鑑賞したいと思います。
お嫁さんが高校生時代に過したことのある静岡県三島市のお菓子です。肌色系?で円形のパッケージにピンクのリボン、とても上品な色彩です。

メタリックな銀色の立方体の小さなパッケージです。正面にダイヤモンドのようにカットされた小さなハート形の飾りが付けられています。立方体(正六面体)は宇宙の尺度の基本であり、プラトンが尊重した多面体の一番目でもあります。

中身です。ハート形のクッキーが5個。縁起がいい数字ということです。

これは、息子の趣味の酒の世界につながるもので、「残草蓬莱(ざるそうほうらい)」という銘柄も意味深いですが、会社が神奈川県愛甲郡愛川町と愛の字が郡名と町名にあり、鶴と亀の絵柄がデザインされているお酒です。かなりの人気と個性ある銘柄とわかりました。酒は呑んでみて感想を書いてみたいのですが、呑んだ感想をどう書いたらよいか、酒ののどごし感の基本ワードを少し身につけたいものです。
調べてみましたら「残草(ざるそう)」とはキク科の総称と出ていました。菊は今の季節が旬の花です。蓬莱は竹取物語に出て来ますが、神仙思想に関係する山で、富士山を指すというのもありました。

もう少し品物があるので、また明日。