Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

大地の芸術祭の現場へ-2(06.21)

昨日は孫の一歳のお祝いのために松代の芝峠温泉「雲海」へ。その途中、大地の芸術祭の現場へ立ち寄った。大島区から旧R253で峠集落、室野集落そして浦田方向へ。途中は奈良立集落、続いて福島集落へ。道路脇の表示で数分下車。夏至の前日と言うこともあり、天文への関心から「日時計」の文字に注目した次第。かつて福島集落に学校があった証拠。しかし、日時計はどこにあったのか。写真左の礎石みたいなものか?

そこから左に曲がって松之山へ、兎口温泉から湯山へ、「夢の家」、「収穫の家」などの近くを通って松里小学校の所へ。ここは天水越(あまみずこし)というすばらしい集落の名前がある。そこから大厳寺高原へ向って道なりに少し上った所に巨大な作品が設置されていました。作者は山本健史さん。題名は「天水越の塔」。10mくらいの高さがあります。

大厳寺高原の現場です。今の段階で確かなことは打たれた二本の杭。青杭の位置は動くことはないが向こうは真北の方向と言う意味だけで、正確な測量で少し動く可能性もある。

午後1時45分の影。南中よりほぼ1時間経過している。強い日差しでした。

続いて、ワイフが撮った一枚。お隣の山田健二さんの準備の様子を見学にバンガローがある所から雪山を上ってみた。その途中アートフロントの藤本さんより電話があり、私の作品に使う鏡の大きさについて決めることが出来た。でもまだ詰めなければならない細部もある。それは明日から詰めて行く。

雪山からすこし上った所で、山田健二さん達が準備の仕事の最中。ビニール袋に砂を詰めて土嚢を作る。雪の部屋の床部分(地面)に敷き詰めるためだそうです。800袋?くらい作るのだそうで、大変な作業と推察されました。そこで出来心で少しお手伝い。10袋くらい作るのを体験。3人のお手伝い人足の方と一緒に一枚。どんなホテルになるのでしょうか。
お隣のよしみで一泊予約をしてしまいました。泊まる為に体力を整えておかないと、と言う感じです。


帰り道、同じ高原にある真板雅文さんの2000年の第一回の時の作品です。野草やツタの類も絡まっておらず、不思議なくらいです。真板さんの冥福を改めてお祈りさせていただきました。

前述の温泉で一泊。10時過ぎに松代駅近くの農舞台へ。カエルさんがいましたが作者の名前は表示もなくわかりません。(付記、大地の芸術祭のホームページを見て「大西治・大西雅子 【日本】 ゲロンパ大合唱 」でした。この中に刈った草を入れて、堆肥にしてしまうカエルさんだそうです。)

カバコフの作品。田植えが終わり畦の草もきれいに刈られていました。