Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

松沢宥作品-8

5月8日。時間は定かではないが午前9時〜のこと、小川文雄、古田洋司のお二人とともに「ψの部屋に」入らせていただいた。私が、この部屋に入れていただいたのは二度目。最初の機会は1994年8月5日で松沢さんご本人と一緒だった。
部屋中作品で埋めつくされているこの部屋の中央部から東、西方向にデジカメを向け全体像を撮らせていただいたが、カメラのシャッターを押しつつ「この全体像は撮れそうにない」と思ってしまっていた。
結果として案の定と言うか、前ピンでぼけてしまっていた。ぶれ写真を掲載する事も意味がない訳ではないが、松沢さんに失礼に当たる。だからその写真は掲載しない。
掲載した写真は、一番奥の位置から雨戸側(通りに面する側)にハート形がくりぬかれている作品を見つけてを撮影したもの。雨戸越しに、御柱祭の秋宮に向うお祭り行列の太鼓や人のざわめきなどを聞きつつシャッターを押したことを記しておきたい。これを私なりの仮説として、松沢ワールドの2222分の1の作品と位置付けさせていただく。