Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

震災後スタンプ-3

1.屋根上で3週間漂流の犬、飼い主のもとへ 気仙沼asahi.com
震災から3週間後の1日に宮城県気仙沼市沖の漂流する屋根の上で発見・救助された犬の飼い主が見つかった。保護していた県動物愛護センターが4日、飼い主に引き渡した。

2.保管対策も「無計画」 東電の低濃度汚染水放出 
2011.4.5 00:05(産経ニュース)
 東電が建屋内の放射性物質放射能)を含む低濃度の汚染水を海に放出する事態になったのは、原子炉冷却のための注水が原因とみられる建屋地下の汚染水や、屋外の立て坑などにたまった汚染水の処理が追い付かなくなったからだ。

 汚染水の処理について、原子力安全委員会は3月29日、東電に対し、「井戸を掘る」「使わなくなったタンカーを活用する」「米軍の協力を得る」などの助言をした。

 東電は同委員会の案を取り入れず、4号機タービン建屋をタンク代わりにして水を移す計画を立てた。しかし、4号機のタービン建屋は3号機とつながり、汚染水の貯蔵場所としては使えないことがわかり、断念した。

 こうしたずさんな対応で、低濃度とはいえ、自ら大量の汚染水を海に放出する事態を招いた。

 原子炉を安定して冷やす循環、冷却機能はいまだ復旧しておらず、今後も注水によって汚染水は増える可能性が高い。

 2号機の取水口付近では、高濃度の汚染水が海に流れ出しているが、流出を止められないのと、緊急避難的な対応であっても、故意に放出するのとでは大きく異なり、国民の理解を得るのは難しい

今日のニュースで東電の社員が汚染水を放出することを発表する際、本当に泣いていたように見えた。政府が法律に基づいて緊急措置で汚染水を放出することを認めている。もう戦争中の大本営発表そのものであり、これからどうなるのか、見通しが全く立っていない。

3.低濃度汚染水、海への放出続く…計2830トン
読売新聞 4月5日(火)12時40分配信
 東京電力は5日も、低濃度の放射性物質を含む汚染水の海への放水を続けている。

 放水量は同日午前9時現在で計2830トンになった。

 一方、2号機取水口付近からの高濃度汚染水の流出も続いており、流出経路とみられる電源ケーブル用トンネル周囲の地中に止水効果のある凝固剤の注入を行う。海への放水は、4号機南側にある集中廃棄物処理施設で4日午後7時過ぎから始まり、10台のポンプを使って1時間当たり約200トンを排出。たまっている約1万トンのうち2800トンの放水を終え、6日夜には作業を完了する見込みだ。
最終更新:4月5日(火)12時40分