写真の意味と無意味
自分のカメラを持ったのは1970年で今から40年前である。その後何万枚撮影して来たのか。確かなことは、これまでに写真のために随分とお金を使って来た。それからデジカメに移行を始めたの6年前。そして今はパソコンに写真を取り込んで、プリントアウトすること自体の出費は少なくなって来ている。いずれにしてもスケッチやドローイングより写真を撮るのがやめられない毎日の習慣(くせ)になっている。しかし、記録する、見たものを画像として残すと言うこととは別の視点である写真を撮ることの意味、良い写真とは何か、などのついて十分に考えてきているわけではない。
また、いわゆる写真展には出品したことは無いが、写真展で見る写真と自分の写真との差異について最近意識するようになってきた。写真を作品として個展等に出品したことはある。タイトルはMy Concept Photo。
今日は、4月に入ってから撮影したもので未掲載のものを紹介します。
4月11日に撮影。今は美しい新緑状態です。
4月14日。満開の桜を喜んで撮影。
近景と遠景。画面の中心を意識した構図。しかし、近景にピントが合っていない。
これは自庭に10年前に市から提供されて植えた桜に初めて一輪の花が咲いたという記録。花の形でこの桜がソメイヨシノではないことが判明。
高田図書館入口のしだれ桜。桜の正面から光が当たっていなかった。太陽の位置が斜め前上空。桜が松の木のや建物の影に入っていた。背景の青空を意識して撮影。
高田公園の内堀ででボートに乗る人。しかし、私は一度もこの内堀でボートに乗ったことがなかった。そのことに気付いた一枚です。
近景と遠景のぼけ。ごつごつな感じの桜の幹から直接花が咲いている。遠景にシンボルの三重櫓がぼけている。この写真、けっこう気に入っています。視覚を満足させてくれる要素があるように思います。