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ほのぼの話題

被災地に希望を」 大阪のボランティア、仙台で植樹


ブルーベリーの木を植えた「100人の村」のメンバー=仙台市太白区
 東日本大震災の被災地に木を植えて被災者を励まそうと、大阪府羽曳野市のボランティア団体「100人の村」が活動を始めた。代表メンバー3人が先日、仙台市太白区日本平の私有地にブルーベリーの木を植えた。
 植樹したのは、100人の村代表でいずれも会社経営の池口潔さん(59)、西川文子さん(61)、麻生川容尚さん(69)。池口さんとつきあいがあり、活動に賛同した太白区の会社役員池田健治さん(69)が所有する土地に先月24日、ブルーベリーの苗3本を植えた。
 3人はこれから毎月1回、被災した宮城、福島、岩手の各県に木を植えていく。関西や九州の約70人が協力を申し出ており、寄せられた寄付金を植樹の資金に充てる。
 代表の池口さんは「ささやかながら大阪から被災者を応援したくて来た。成長する木が被災者の希望になってほしい」と話している。
 植樹を希望する被災者のほか、植樹を手伝ってくれる協力者も募っている。連絡先は池田さん080(1830)5778。


河北新報 2011年07月05日火曜日