Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

新潟県歴史博物館へ

初めて新潟県歴史博物館に行きました。
企画展示室では発掘された土偶を中心とした土器類のオンパレード。土偶の顔に注目。




また土笛を見つけて教材として取り上げてきた教師時代を思い出しました。閉管の笛でビンを鳴らす原理で唇を付けて吹く笛です。吹くとボーという素朴な響きがします。

古本コーナーに鈴木牧之の「北越雪譜」の復刻版があり、めくってみると雪ぞりの記述が出てきました。

常設展示館には展示物が本当に沢山。冬の生活に関するものが充実していました。その中でも関心のある「そり」についての展示物が多く、大地の芸術祭の雪アートの「そりプロジェクト」の根拠を改めて確認する機会となりました。
一本そり。まるでスノーボードです。山の斜面を滑り降りる様子が浮かんできます。一人で薪などを乗せて運んできたのに使ったと思われます。

二本のそりは平地での運搬用です。


子供の遊び用のそりです。

懐かしい風景です。少年時代にこのような雪上風景を見たことがあります。そして昭和30年代の後半に除雪の重機が入るようになってから急速に廃れた風景です。