Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

小林五空さん−2

今日、ギャラリー湯山同人で書家・画家の小林五空さんに「山ぞりまつり」のぼりに使う墨書をお願いしてきました。お願いしたテキストは「松代名物 山ぞりまつり」です。のぼりをつくるのは初めて。どのようなのぼりになって結実するのか、乞うご期待です。
その際に、最近制作された作品を見せていただき、その規模の大きさと孕むコンセプトの深さに度肝を抜かれました。150cm×50mの巻物和紙に展開する「書書日日」シリーズです。その一端を紹介させていただきます。
端から一文字を書いて乾いたら巻いて次の字を書くというふうに制作を進めて行くのだそうです。



今年の元旦から始まって、すでに合計200mの巻物となっています。作品が大きすぎるので部分図を撮影しA4のファイルに整理されていました。

ファイルNo4の表紙の記述は50mの長さに、色々な書体で「命」を12作品書いたという意味です。作品は大きすぎてアトリエの中で全体像を見ることはできません。それにしても大きな規模の作品で、まさに感動ものです。

山ぞり祭りは3月2日〜3日に松代の農舞台で開催されます。これから一月かけて準備します。