Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

時事スタンプ川柳−24(2/15)

2年間担当して来た雑誌「先駆」表紙の最終号です。とりあえず、締め切り日のプレッシャーから開放されて安堵しています。今後共に、時事スタンプ川柳は継続して行きたいと思っています。

3月の表紙<時事スタンプ川柳−24>

<2年間 スタンプつくって 時事学ぶ/爺力で 時事の川柳 多々つくる> 時の巡り会わせで東日本大震災から自民党の政権復帰までの2年間の表紙を担当させていただきました。作品制作と発表の機会を与えて下さった本誌に心より感謝申し上げます。

15日までを最後のわがままで20句。

 日本人 という理由で 弾撃たれ/民心 移りにけりな 自民へと/アベ相場 二月余りで 好決算/緩和して レートは市場に 任せます/自民党 原発ネタを 書き直し/沖縄へ 出向いて信頼 作りたし

/電波銃 南の海で あびせられ/柔道で 五輪招致は すでに落ち/ああ資産 命とられて 金残る/丸刈りし 涙で謝罪 なんじゃこれ/また一人 人気の役者が この世去る/猫好きが 写真を撮りに 江ノ島

/主催側 種目自体を タックルし/真っ暗は 東電自体の 腹の中/オスプレイ 自衛隊員 既に乗り/風で来る 微粒子物を どう防ぐ/あどけない 少女のジャンプに 見る希望/拍手しか 見せぬ隣の 独裁者/抗議する 制裁措置 非難する/ただ無念 楽園訪れ 命取られ            美術家 堀川紀夫