Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

堀川紀夫個展−7

私たちが生きて行くために、衣食住のことは当たり前のことです。その食の中でほぼ毎日「コーヒー」を飲みます。コーヒーの粉はドリップされ、その後に捨てられます。そのコーヒーを出したばかりの殻を紙雑巾の上に置いてみました。すると、粉に付着していた水分;飲めるコーヒー成分が紙の繊維に染み出て形を生成させます。誰の日常にもあってあり得るワンシーンです。それを一つの絵画として提示できるのではないかと今頃になって思いついて、一週間ほど連続して試みてみました。ギャラリー湯山の個展では遠路を見に来ていた皆様に基本的にコーヒーをサービスしたいと考えています。その度に、紙雑巾の上で出し殻の染みのドラマが展開すという構想です。なんちゃっての作品ですが、出品予定です。その他、展覧会の会期中に思いついた事を作品にしていきたいと考えています。

本日は東京にでかけ幾つかの個展を見て来ます。
とりあえず。