Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

雪アートのコンセプト−2

1970年2月に信濃川の川原の雪原で「雪のイメージを変えるイベント」を挙行。数名の新潟現代美術家集団GUNの仲間と4色の顔料を農薬の散布機やバケツなどを使って振り撒き巨大な抽象画を出現させた。その後、私は1980年代に入って自分の身体を雪原に投げ出す人体雪スタンプの行為による「Snow Performance」を見出して展開。興味のある方は下記をご覧ください。
https://picasaweb.google.com/horikawa62/SnowPerformance19802000
その後、2000年から大地の芸術祭が開催されるようになり、その冬季バージョンとして2008年から「雪アート」が始まった。その雪アートは中里で3回、松代で3回開催されて来た。今年で連続7回目の参加である。その雪アートに取組みながら「雪アート」について考えている。雪アートは雪とアートを結びつけた言葉である。雪アートを生成させる要素について考えてみる。
昨日、正月に孫たちと遊んだ風船を中庭に並べてみた。要素は、雪の白、風船の赤、黄、ピンク、青、緑の5色。雪自体が醸し出す陰影。雪の白さに対照する色と形。

風船で色々な形を作ることで難解さのない、子どもでも楽しめる雪上バルーンアートの可能性がある。
雪の白さとそれ故の他の色との対照の美、色の映え。雪の凹凸、雪自体の陰影。これを超える雪アートはあり得ないように思います。雪だるまづくりと同じように雪を材質とする造形は札幌、十日町雪祭りや各地のかまくらづくり、雪キャンドル等で行われています。この事については、誰でも出来る事なので、あれこれ論ずる内容はないと考えています。
以前に同じ「雪アートのコンセプト」というタイトルで書いていました。下記を見て下さい。
http://d.hatena.ne.jp/niigata-art226/20120521/1337542498
とりあえず、途中休憩。以下後日に。