Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

雪アートのコンセプト−3

今年の雪アートが松代の農舞台周辺で3月1日〜2日と決まりました。15名くらいが個々の作品を出品し、また参加作家全員と有志(小へび隊など)で「雪踏みアート」をつくる事になっています。構想しているのは雪踏みだけでできる雪の凹凸による形状と陰影によってつくる巨大な文様とでも言うアートです。
そのことを念頭において我が家の庭で「雪踏みアート」を試みてみました。この雪国で生まれて、物心が付いて60年生きて来て、意識的に雪踏みで一つの表現をしてみようと考えて実行してみたのは中里での「雪アート=大蛇の降臨」を除いては初めてです。ちなみに「大蛇の降臨」の場合は雪を踏んで黒色の融雪材を撒いて形状を強調しました。
じゃんけんゲームで負けたものが雪を踏みながら進んで行くなどや雪をこざいていく(踏まれていない雪に道を付ける事)ことはもちろん何度もやっていますが、身体の移動や生活上の必要性から雪に働きかけること以外は必要ないのでむだなことはしないわけです。見ての通りですが庭の大きさは5m×7mくらいです。
雪をこざきながら約20分くらいの行為でした。ワイフに途中数枚撮影してもらいました。このような形に日差しが加わると面白いのですが。




二階の屋根から撮影

居間からの光だけで撮影。ロバートスミッソンのspiral jetty(1970)を思い描いて下さい。(図版を調べてみて付け足し:spiral jettyの動きはは左回り)

夜中にストロボを焚いての撮影。少し雪が降って形が変わりました。

今後、3月迄の間に降る新雪ごとに「雪踏みアート」を何種類か試みてみます。その他に、雪積み、除雪アートなども試みてみます。
本日はこれにて。