Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

羽永光利さんの仕事(宣伝)

GUNとしても、個人としてもとてもお世話になった写真家羽永光利さんの仕事が東京アートフェアで紹介されます。このフェアに至るまで取組まれ努力された関係の皆さんに敬意を表し、このブログに掲載させていただきます。


トータル・リコール―羽永光利の仕事(Total Recall – Works of Mitsutoshi Hanaga(1959-1999))

ハイレッド・センター工藤哲巳麿赤兒大駱駝艦)、通称「殺すな」のパフォーマンスで知られる糸井貫二ダダカン)らの記録写真で近年注目の高まる故・羽永光利氏の足跡を紹介します。
1960年代より前衛芸術家のハプニングやイベント、舞踏の活動を記録し続けてきた羽永氏の写真は、現在、日本の現代美術黎明期の貴重な資料として様々な美術館に収蔵されています。アートフェア東京2014では、写真家としての羽永氏の活動に焦点をあてた初の展覧会として、同氏の未発表作品を含む記録写真を展示します。

出品予定記録写真:
ハイレッド・センター工藤哲巳麿赤兒大駱駝艦)、糸井貫二天井桟敷状況劇場土方巽山海塾、芦川羊子、大野一雄笠井叡田中泯滝口修造松澤宥、ゼロ次元、小山哲男、GUN、篠原有司男、佐藤慶次郎、安土修三ガリバーほか、

協力ギャラリー:
ぎゃらり壷中天
http://www.kochuten.net/
青山|目黒
http://www.aoyamahideki.com/

羽永光利(はなが みつとし)

1933年 東京・大塚に生まれる。
1958年 文化学園美術科卒業。
社会派及び前衛的表現・行為を写真グラフ誌、美術誌などで発表する。60年代より積極的に若手アーティストの訪問ドキュメント、小劇場運動、舞踏、公害、学生運動などの記録撮影を手がける。
1964年 『Life』及び『Life International』に若手アーティストの写真掲載。
1982年 フランス・アヴィニョンフェスティバル写真展に出品(83年までフランス国内15都市を巡回)。
1983年 パリ・ポンピゥ−センターにて個展。
1984年 ユネスコパリ本部で個展。
     ベネツィアビエンナーレ ビデオ部門へ招待出品。
1985年 ベルリン・ホリゾントフェスティバル出品。

1999年12月 逝去