Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

Webメモ(カール・アンドレ)

カール・アンドレhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%ACより
「カール・アンドレ(Carl Andre 1935年9月16日 - )は、20世紀のアメリカ合衆国の彫刻家、詩人。ミニマル・アートを代表するアーティストの1人。
生涯と作品[編集]

1935年 、マサチューセッツ州クインシーに生まれる。
1950年代よりコンスタンティンブランクーシの彫刻に影響を受け、『ピラミッド』(1959年)など木を組み合わせた立体作品を制作。
1958-59年、フランク・ステラとアトリエを共有し、当時のステラの直線や単色などの最小限に純化された画面構成に影響を受け、作品にとりいれるようになる。
1966年、耐火レンガをつなげて床に1列に置いた『レヴァー(てこ)』を発表。以後ブロックのほか金属、石など、素材を加工しないでそのまま床に広げた作品を発表し、彫刻の形態と配置に新しい可能性を開き、後の美術に影響を与える。アンドレの作品は、常に展示される空間を考慮して、現場で構想されており、展示空間のサイズ、採光などと関連を持った、サイトスペシフィックなインスタレーション作品となっている。前衛的な詩の作品も発表し、ヴェトナム戦争に反対する運動にも積極的にかかわるなど政治的な関心も強い。
1978年には、アート・エージェンシー・トウキョウ(東京・南青山)にて個展を開催、初来日。105枚のアルミニウム板を、入口から右側に1枚、次に左に2枚、次いで再度右に3枚と置いてゆき、14個の形態を作り出す作品『14個のアルミニウム基数第X番』を発表した。」
 
 私が最初見たカール・アンドレの作品は旧東京都美術館の部屋に錆びた鉄線を無造作的に配置した作品「錆びの庭園」である。たまたま、彼が展覧会オープン後に会場に現れて数本の鉄線を最初の位置から動かしている姿を目撃し、撮影した写真がある。この作品はカール・アンドレの中で、特異な作品のように思われます。
その後に図版等から頭に入ったのカール•アンドレのイメージは市松模様かオセロのゲーム盤みたいなもので、単位形を正方形に規則的、直交軸に並べる作品群です。これと同じような作品をシカゴ美術館で見た事があります。

その他、Webから集めた作品です。このような作品の実物は見た事はありません。







昨日書きましたが、最近Webで富井玲子さんが新美術新聞に書かれた記事があり、そこにカール・アンドレの角材を規則的に30〜40mくらい並べた大作の写真が載っていました。(撮影:富井玲子)
(この写真、最初ドロップしたらTIFFになってここに転載するのがうまく行きませんでしたが、改めて試みたら、うまく行きました。)

この掲載写真のカール・アンドレ作品について何かを見付けるために、小さな角材での模型?をつくってみました。

次の例はどこかの画廊のページにあった作品です。



カール・アンドレの模型作品の作り方は本物作品の作り方自体が見え見えで作りやすいです。幾つかの模型づくりを試みてみます。何かが見えてくるのを期待して。