親戚筋がこの春の叙勲で何とかと言う章をいただいた。東京へ出向いて、天皇陛下からお言葉を賜って来た。その東京土産が新宿中村屋の「カステラ」。端の方から2cmばかりずつ切っていただいた訳だが、2度目に食べようとしたら真ん中あたりに何か描いてあるのに気付いた。上の紙を剥いてみると菊の紋章が型押しされていた。改めて見るとカステラの箱にも菊の紋がついていた。ちなみに菊の紋の部分の大半は私のお腹に入った。この菊の紋を零円切手の素材で使った事があるが、今回のことで調べて見て2重と1重があるのがわかった。カステラに使われていたのは1重。
旅券の表紙にも1重の菊の紋章が使われている。
ネット上から-これは、本来「国歌の紋章」を 入れるべきところ、日本には正規の紋章がないので、明治以来皇室紋章を旅券に使っていたこと、菊は 国花に近い日本の代表的な花であることより、戦後も引続き、菊の紋章を使っているもの。 ちなみに旅券の紋章は１６葉１重。 国会議員や各国の大使館員の紋章も菊であるが、理由は不明。
天皇の御紋は16葉2重=皇室の御紋。
