Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

池田龍雄展へ

昨日は、山梨県立美術館へ池田龍雄展を見に行って来た。松本市を通るというその機会を生かし、松本市の隣の山形村に住む大学時代の友人の大池幸一郎君を誘い、中央道みどり湖PAで待ち合わせた。旧交を温めつつのドライブとなった次第。
ところが、みどり湖SAに着いてカメラを忘れた事に気付く始末。今日のブログの写真はあまり慣れていない携帯電話で撮影したもの。
section1 池田龍雄の仕事189点。section2 交流と越境18点。(交流のあった作家達の作品) 関連資料96点。の展示でした。


池田さんの作品を初めて見たのは1969年の現代日本美術展の「玩具世界シリーズ」でした。その後、折に触れて池田作品を見て来ています。しかし、これだけの大規模な展示、作品数はは初めて。中でも1953年の「内灘シリーズ」1954年の「反原爆シリーズ」、そして「僕らを傷つけたもの 1945年の記憶」(100号)アンデパンダンに出品されたという氏にとっての唯一の戦争記録画ともいうべき作品などが強烈でした。
「交流と越境」セクションには私も交流させていただいた事のある山下菊二、前田常作、村上善男、松沢宥各位の作品がありました。カタログは245pで分厚いのに1500円で、画学生必携・必読ものです。
大池君から撮ってもらいました。

大池君のお勧めで連れて行ってもらった人気のうなぎ屋。本当に美味でした。休日は相当待たされるようです。

その後、大池君のお宅に初めて伺いました。山形村の大池地区に大池君は住んでいたのです。
何坪あるかどうか分からない広大な屋敷でした。応接間から中庭を見てびっくり。祖父の代からと言う大きく丹精込められた中庭の庭木が素晴らしいものでした。新潟にはない風景です。


庭に仕掛けてあるミツバチの巣箱。日本種のミツバチの一団が飛び込んでくれたのだそうです。(日本種は刺さない。西洋種は刺す。)ひっきりなしに働き蜂が往復していました。木の丸太をくり抜いた巣箱で、下にハチの通路の穴があります。よく撮れていませんが点のようなものがミツバチです。黄色い花粉、時々赤い花粉を運んで来ていました。



お土産にいただいた「蜂蜜」です。あまり精製してなく、滋養強壮には満点だそうです。これは、いつものカメラで撮影。

続いては「風知草」初めて見たもので、風を敏感に捉えてさらさらと動くようなネーミングです。自宅の庭です。大事に育て、増やして行きます。