Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

個展あと2日

私の作品で一番有名なのはアポロ11号に呼応して始めたThe Shinano River Planです。1967年7月21日の月面に人類が初めて降り立った日に私は勤務校の近くを流れる信濃川の河原で石(地球の石)を拾い、それをメールアートにして11人に送りました。この作品を生成させる要素は行為性、日時を含めて非美術的に沢山あり、その後この作品は一端途切れるのですが、Tate Modern でのCentury Cityへの招待を機に2000年に再開。以後継続して来ています。
次の画像は今回の個展のために会場のオーナーの福嶋さん宛に送ったものです。今年度の第1号です。
これまで全く売れた事のない、また売る意志のなかったこの作品をどう頒布するか思いついた戦略は「その他の作品をある金額以上購入していただいた方に付録的にプレゼントする」ということです。まだこの事は実現していませんが、この戦略を実行していきます。

Theu Shinanoriver Plan -3-です。自然との関わりを考えた作品です。

自宅にて。この作品は1984年の作品です。今回は出品していませんが、1970年の雪のイメージを変えるイベントに因る作品(行為)です。

Mt.Myoko Plan (1979年) 銀座サトウ画廊での個展。羽永光利さんから撮影していただいた写真です。妙高山を模した石の穴に酒の妙高山を注いだ作品です。

その石彫の穴に花を一輪。盆景などに類例があり既視感のある作品ですが人気がある作品です。

今の所観客は一日10人くらいです。上越からの発信:地元での個展は簡単なものではありません。今日は土曜日だからもう少し増えるでしょうか。10時から画廊でお待ちしています。