Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

今後数十年の悪夢へ

大震災が起こった3.11以降3週間経過しました。この間の悪夢以上の形容しがたい未曾有:地獄の出来事で9.11からの記憶が上書きされてしまいました。4月1日です。今日は従来のエープリルフールの夢と違った長い長い悪夢の始まりを自覚する日となりました。
津波で亡くなられ、破壊された太平洋岸の沢山の市町村の難民のように耐えた生活をせざるを得ない皆様、持ちこたえてください。
福島原発の現場で対応されている作業員の皆さんの声を聞く事が出来ません。廃炉としても数十年かかるのですか。お掛けする言葉が見当たりませんが、自暴自棄にならぬようにお仕事に精励されてください。あなた方のことは外国のマスコミの方が正確に伝えてくれていると思います。
私たち全てが作業員の皆様と同じ出口の見えない悪夢を共に見続けていきます。

1.焦点:出口見えない福島原発危機、解決には数十年か
2011年 03月 31日 18:36 JST

[ニューヨーク/ワシントン 30日 ロイター] 巨大地震と大津波で被災した東京電力(9501.T: 株価, ニュース, レポート)福島第1原子力発電所からの放射能汚染が広がる中、一段の深刻化を防ぐため現場で対応に追われている作業員らは、悪夢のようなシナリオに直面している。

 あらゆる取り組みは生命の危険を伴い、福島原発危機が最終的に収束するには数十年かかる見通しだ。専門家らは、それまでに多くの挫折や失敗、恐ろしい局面を迎える可能性があると指摘。現時点では、金銭的なコストや作業員らが健康面で被る代償がどれほどのものになるのか、予想すらおぼつかない。
詳しくは以下を。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20365420110331

2.漁業被害、4764億円=復旧に10年以上三陸沿岸3県(時事通信)
 東日本大震災による大津波で壊滅的打撃を受けた三陸沿岸部の水産業の被害状況が判明し、宮城、岩手、青森3県で3月31日現在の被害額が計4764億円に達した。このうち宮城は漁港142カ所すべてが全壊を含む被害を受け、漁船の90%以上が損壊し、養殖施設も全滅した。被害額は3742億円に上り、県内水産関係者は完全復興まで10年以上を要するとみている。
 岩手では県が管理する全31漁港が被害を受け、県は水産関係の被害額を980億円と推定。八戸港が被災した青森県の被害推定額は42億円。いずれも暫定値で、被害額はさらに増える見通しだ。福島県は福島第1原発事故のため、被害状況を掌握できていない。
 三陸沿岸は、ギンダイ、マダラ、ギンサケ、ワカメの水揚げが国内生産の約9割を占めるほか、サバやカツオ、サンマ、カキも2〜3割を占める。養殖を含む漁獲量(2009年)は宮城が36万トンと、北海道に次ぎ全国2位。青森が26万トンで3位、岩手は7位と、いずれも全国有数だ。3県の被害は、漁獲高の低下だけでなく、日本の水産文化にも打撃を与える公算が大きい。(2011/04/01-16:14)