放射性物質飛散防止へ建屋カバー ２７日から工事
(共同 2011年6月14日)
福島第１原発１号機の原子炉建屋カバーの設置について、模型を使って説明する東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理＝１４日午後、東京・内幸町の本店
東京電力は１４日、福島第１原発１号機から放射性物質が飛散するのを防ぐための原子炉建屋カバーの設置工事を、２７日から始めると発表した。１号機と同じく建屋が水素爆発で大きく壊れた３、４号機でも、今月下旬から現場周辺のがれき撤去など準備工事を始める。
１号機のカバーは南北約４７メートル、東西約４２メートル、高さ約５４メートルで、建屋をテントのようにすっぽり覆う形。鉄骨構造の上に、樹脂加工したポリエステル製シートを張った壁や屋根を備え、地震や強風にも耐えられるとの想定。作業員の被ばくを減らすため、敷地外で大きなパーツに組み立て、現場では大型クレーンを使って組み上げるよう施工法を工夫した。
東電はこの日、放射性物質を含む汚染水の浄化システムのうち、米キュリオン社の技術協力によるセシウム吸着塔の試運転を実施。実際より低濃度の汚染水で性能を確かめた結果、当初の見込み通りセシウムを３千分の１程度に減らせたという。
当然ですがtwitter.comでフクシマの問題をあつかっています。私はtwitterの活用に慣れていません。徐々に慣れて行こうと思っています。
http://twitter.com/#!/fukushima_now
http://www.asahi.com/paper/editorial20110615.html
反原発は「集団ヒステリー」 自民・石原幹事長
asahi.com 2011年6月14日22時55分
自民党の石原伸晃幹事長は１４日の記者会見で、イタリアの国民投票で原発反対派が多数だったことについて「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは、心情としては分かる」と語った。福島第一原発事故を念頭に置いた発言で、表現が不適切との批判が出そうだ。
石原氏は「反原発と言うのは簡単だが、生活をどうするのかということに立ち返ったとき、国民投票で９割が原発反対だから、やめましょうという簡単な問題ではない」とも述べた。
「集団ヒステリー」発言を批判＝福島社民党首
（JiJicom 2011/06/15-12:07)
社民党の福島瑞穂党首は１５日の常任幹事会で、石原伸晃自民党幹事長が反原発の動きを「集団ヒステリー状態」と指摘したことについて、「自民党は命を大事にしたい人々の気持ちを全く理解できない利権政党だ。生身の生き物の感覚から本当に遠くなっているのが自民党政治だ」と批判した。
