ほのぼの話題(女子W杯優勝)
初の快挙!日本女子サッカーW杯優勝!久しぶりの明るいニュースでのスタンプです。
なでしこ世界一…女子W杯、PK戦で米下す
サッカー女子W杯決勝で米国を下し、優勝トロフィーを掲げる沢=ロイター
サッカーの第6回女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は17日午後8時45分(日本時間18日午前3時45分)から、フランクフルトで決勝が行われ、初の決勝進出を果たした日本代表(なでしこジャパン)が、3大会ぶり3度目の優勝を目指した世界ランキング1位の米国をPK戦(3—1)で破り、悲願の初優勝を果たした。
日本は69分に後半投入のモーガンに先制されたが、81分に宮間がゴールを決めて同点に追いつき、延長戦に突入した。
104分、ワンバックのゴールで勝ち越されたが、延長戦後半の117分、沢が飛び込んで右足で決め、再び試合を振り出しに戻し、2—2のままPK戦での決着となった。
日本が国際サッカー連盟(FIFA)主催大会で優勝するのは、男女を通じて初めて。世界ランキング4位で6大会連続出場の日本は、これまでベスト8が最高成績だったが、今大会は、準々決勝で3連覇を狙ったドイツを破ると、準決勝でスウェーデンに快勝。決勝でも、過去3分け21敗と1度も勝ったことのなかった米国を初めて破った。
沢は今大会の最高殊勲選手(MVP)に選ばれるとともに、通算5得点で得点ランキング1位に輝いた。
(2011年7月18日07時05分 読売新聞)
W杯決勝で敗れた米国、なでしこジャパンの粘りに脱帽
(2011年 07月 18日 13:01 JST ロイター)
[フランクフルト 17日 ロイター] サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の決勝で敗れた米国は、PK戦の末に初優勝を果たした日本代表「なでしこジャパン」を祝福した。
日本は準々決勝で前回王者の地元ドイツを下すと、続く準決勝では強豪スウェーデンを撃破。決勝では全選手が身長で勝る米国に2回リードされたが、驚異的な粘りを発揮し、最終的にPK戦を3─1で制した。
米国のGKホープ・ソロは同国代表チームのウェブサイトで「わたしたちは偉大なチームに敗れた」とコメント。また、「何か大きな力が日本を味方していたと感じた」とし、「勝ちたかったけれど、他のチームが優勝するなら日本が良かった」と述べた。
また、FWアビー・ワンバックは「日本はいいプレーをしたし、最後まであきらめなかった。敗戦の悔しさはしばらく残るけれど、日本におめでとうと言いたい。日本国民は彼女たちを誇りに思うだろう」と祝福の言葉を述べた。
中国・新華社「大和撫子の奇跡が世界を征した」
(2011年7月18日20時45分 読売新聞)
中国国営・新華社通信は、「日本の奇跡が世界を制した」との見出しで大きく報道した。
「大和撫子なでしこの華麗なサッカーと奇跡は、地震、津波、原発事故という災難を受けた民族に、この上ない自信をもたらした」と称賛した。
上海夕刊紙「新民晩報」には、中国代表が準優勝した1999年の大会で中核選手だった孫?・上海女子サッカーチーム監督が寄稿。日本代表を、「技術力が高く、強大な米国に対しても強い自信を体現した。すべてにおいて学ぶ価値がある」と絶賛した。
ネット上でも、「日本は好きではないが、日本人の精神は敬服に値する」などと、反日感情を超えて優勝をたたえる声が広がった。(北京 大木聖馬、上海 角谷志保美)