Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

所沢ビエンナーレ2011

最終日の18日に所沢ビエンナーレ2011を見てきました。

会場で会った二人の若い作家です。
第一会場 山本麻璃絵 寄せ木によるポップ彫刻。会場入り口で公開制作中。 




第二会場 前野智彦 揺れ動く無数の方位計の針と大小のレンズが組合わさって、まさに磁場。給食調理場の跡地(廃墟)空間に合った作品でした。(大きなレンズのことを本人に質問したら、秋葉原で手に入れることができることを教えてくれました。翌日今後の作品に使用するため一個購入してきました。)




第二会場 田中七星 二階の廊下の壁に200枚以上のドローイング。強烈で根源的な描くエネルギーを否応なく感受。


第二会場(屋外) 利部志穂 給食食器用のかごを使ったインスタレーション。会場との関係で素直に見ることができ、その意味で成功していた作品と感じました。



第二会場(外倉庫)清岡正彦 倉庫に舟と鉄枠を組み合わた確かな作りの作品です。しかし私にはその語りを読み取ることができませんでした。語りかけてくるものの文脈の必然性が見えなかったと言うべきか。


その他、ベテランの伊藤誠さんが顔に鏡面ステンレスを使った装置を付けて目の前に映る外界を見るという新作を発表していました。

以上で報告を終了します。