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原発関連トピックス

東電「臨界ではなかった」キセノン原因は自発核分裂
産経新聞 11月3日(木)11時55分配信
 東京電力は3日、福島第1原発2号機で検出された放射性キセノンについて、核分裂が連鎖的に起きる「臨界」によるものでなく、一定の割合で自然に起きる「自発核分裂」が原因と判断したと発表した。東電の松本純原子力・立地本部長は「臨界ではなかったという評価はできた」と述べた。

 東電は、2日に明らかになった微量のキセノン検出を受けて、日本原子力研究開発機構の分析も併せ、原子炉内で臨界が起きたかどうかを判断するための分析を続けていた。

 東電や経済産業省原子力安全・保安院は、溶融した燃料で局所的に臨界が起きた恐れは否定できないとしていた。

 松本氏は「(自発核分裂は)停止中に見られる原発でもみられる現象だ」とした。

福島第1原発事故 放射性キセノン検出は、燃料が自発的に核分裂したものとの判断
フジテレビ系(FNN) 11月3日(木)12時13分配信
福島第1原発2号機から核分裂により発生する放射性キセノンが検出されたことについて、東京電力は会見で、核分裂反応が連続する臨界ではなく、燃料が自発的に核分裂したことによるものとの判断を示した。
午前11時すぎ、東京電力は、会見で「臨界状態を示しているものではございませんで、通常の原子炉停止中でも見られる自発核分裂から生成されるキセノン135ではないか」と発表した。
2号機では、格納容器の気体から放射性物質の量が半分になる半減期が短い放射性キセノン133と135が検出され、東京電力は、2号機で一時的に臨界になっていたかどうか分析を進めていた。
東京電力によると、検出された放射性キセノンの量が微量であることなどから、検出された放射性キセノンは、臨界ではなく、燃料が自発的に核分裂したことによって発生したものであるとの判断を示した。
最終更新:11月3日(木)13時16分