Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

中澤靖夫版画展

昨日は黒部での「風狂のオブジェ」展の最終日。搬出に舟見里留さんと一緒に出向く途中の糸魚川で中澤靖夫さんの自宅個展&My Collection展(会期は6日まで)を見てきました。
8号線の押上西交差点から221号線を南に6kmくらい走って、川島という集落に中澤さんの住処があります。221号線を入るのは初めて。小学校としては西海小学校の校区になります。その奥には海川渓谷という観光スポット、そこ奥に鉢山や鋸山もあり次回には訪れてみたいと思いました。
海川を渡った山裾に中澤さんの生家とガレージ兼ギャラリーがありました。


コレクション展には池田満寿夫野田哲也などがありました。

裏庭に巨大な岩があり、柿や楓が生えていてびっしりと苔むしていました。岩の向こう山側に蔵ギャラリーがあります。

中澤さんと舟見里留さん。

背景の作品は自然の花や草を扱った木版画です。

私も、自宅ギャラリーで個展をした事がありますが、都市部の画廊での発表とは異質の良さがあります。
その他。川島集落の羅漢堂。かなり古い建物です。

羅漢さんが12体ありました。失礼ながら造作はあまり良いとは感じられませんでした。

途中にあった糸魚川市の天然記念物の大ケヤキ。すごい迫力です。地域の守り神そのものの生命力。


この後、昼食は糸魚川ブラック焼きそば(ラーメンハウス東寺町店)。その後入善町発電所美術館で伊藤公象個展(〜12月18日)を見てYasukoハウスに向かいました。2時頃に到着。前山さん、東條さんがもう来ていてびっくり。しばらくして、ガラス工芸の作家北岡真澄さんと靖宏さんご夫婦が見に来てくれました。ちなみに、このYasukoハウスで5人のグループ展を行うきっかけは5月にここで行われた北岡さんの個展を見に来た事。来年には富山と新潟の作家の交流展がこの会場でできれば、というような話をしました。自宅に帰ったのはちょうど6時。適度に自宅から離れた違う県の会場で割と気楽に開催できた展示でした。この展示のために新作をいくつか作る事ができたことが収穫でした。以上!