Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

東京へ

府中美術館の「石子順造」展のオープニングに出席することをメインにして東京へ(2泊)行ってきました。
今回は時間の関係で信越線に乗って長岡回りで行きました。柿崎の当たりの日本海です。荒れて冬の海でした。

東京ー秋葉原ー両国で半蔵門線に乗り換えるルートにあったパブリックアート。100mくらいの壁に展開していました。



都現代美術館でお目当ての建築展「建築、アートがつくりだす新しい環境ーこれからの”感じ”」をじっくりと時間をかけて見ました。建築家ユニットSANAAの作品模型やWim Wendersの<ロレックス・ラーニングセンター>の3DのDVD映像などいろいろと見る事ができ理解が深まりました。その他石上純也の意表を衝くシャボン玉と同じ構造のガラス建築など。またFiona tanの瀬戸内海の犬島のアートを別の視点から撮った50分くらいのビデオ作品は印象に残る作品でした。犬島の人々の日々の生活の営みが入ってきたアートと関わりつつ生き生きと撮られていました。
続いて見た「ゼロ年代のベルリン展」は記憶に残るものが少なかったです。私の感性が鈍くなっているのかもしれないですけど。
写真はレストランでランチしていた時にやってきたカラスの水浴びです。

現代美術館の野外展示場。奥の白い三角を組み合わせた建築作品の内部は展示の途中でした。雲一つない空でした。

次は末広町の空き中学校を利用した新しい施設へ行きました。沢山の画廊や活動組織が入っている「3331アート千代田」。面白い磁場になっています。そこに行けば地下から3階まで各教室で色々と展開しているところがすごいです。2階にある多摩美のスペースでは彫刻展をやっていました。

続いて銀座へ。メゾンエルメスの「ライアン・ガンダー」は一人の作家とは思えない一貫性を排除した多様な作品でした。思いつきのような単純なコンセプトの作品もありましたが見る楽しみがありました。もう一つSさんが出品しているグループ展(クロッキー展)を見ました。
有楽町の岡本太郎です。

夕食のために六本木へ。金子重春さんとデイトしました。

金子重春さんのインテリアデザイン作品である「瀬里奈」に連れて行ってもらいました。生まれて初めて六本木で豪華なコース:美味なワインを堪能させてもらいました。金子さんと記念撮影。金子さんに感謝!!

インテリアの一部分。貝のイメージを感じさせる銅の打ち出しの大きな天井飾りです。下に鉄板焼きのプレートがあり、コックさんが直々に焼いて皿に装ってくれます。本当に贅沢なレストランです。

瀬里奈は駅前の交差点の近くにあります。