Art Site Horikawa-I

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アートトピックス

太陽の塔岡本太郎さん作品にちなんだ映像投射


岡本太郎さんの生誕100年を記念して、作品をイメージした映像が投影された太陽の塔大阪府吹田市で2011年12月15日午後6時31分、望月亮一撮影
 大阪府吹田市万博記念公園で15日夜、芸術家の岡本太郎さん(1911〜96)が制作した太陽の塔(高さ65メートル)に、巨大壁画「明日の神話」など岡本さんの作品にちなんだ映像を映し出す試験点灯があり、光で立体的な映像を作り出す「ビームペインティング」の技術を使い、さまざまな作品が浮かび上がった。

 今年は岡本さんの生誕100年で、日本万博記念機構がイベント「イルミナイト万博」の一環として企画。現在は非公開の塔内部のオブジェ「生命の樹」や、大阪万博(70年)で展示後に行方不明になっている「地底の太陽」など、30種類の映像を計8分にまとめた。岡本さんの肉声「芸術は爆発だ!」とともに、爆発的に光線が飛び出す場面もある。

 16〜18日と22〜25日の午後5〜9時に行われる。入園料大人250円、小中学生70円。問い合わせは機構(06・6877・3339)。【熊谷豪】

毎日新聞 2011年12月15日 21時12分(最終更新 12月15日 23時40分

大英博物館ピカソの連作版画を入手 来年公開へ
ロンドン(CNN2011.11.30 Wed posted at: 11:04 JST


(写真提供:大英博物館) 
大英博物館はこのほど、ピカソによる銅版画100点の連作「ヴォラール・スイート」を新たに収蔵したことを明らかにした。来年夏に初公開される予定だ。

ヴォラール・スイートは、パリの画商アンブロワーズ・ヴォラールの企画でピカソが1930〜37年に制作した連作。描かれているのはピカソの若き愛人マリー・テレーズ・ウォルターや半人半獣のミノタウロスなどさまざまで、ヴォラールの肖像もある。

同博物館の支援者、ハミッシュ・パーカー氏が、昨年死去した父ホラス・パーカー氏をしのんで購入資金150万ドル(約1億2000万円)を寄付した。ハミッシュ氏は、同博物館がもともと所蔵していた連作の一部を展示した際、「いつか全作品をそろえたい」とのメモが添えてあったのを見て、寄付を思い立ったという。博物館側は「まさかこんなに早く夢がかなうとは」と驚いている。

公開は来年5月3日〜9月2日に予定されている。