爺の時事川柳ー21
時事川柳スタンプのためにこのひと月をモチーフに川柳をひねります。事件事故、社会政治の動きの記憶を整序しながらその憂さを晴らしているように思っています。これまでかなりの数作ってきましたが、自分では川柳づくりがうまくなっているのか何点くらいの出来なのかはよくわかりません。ゴールの無い営為であることは確かです。
捜査二の次 懇親旅行の 千葉県警
魚釣りに 東屋建てるか 石原組
復興の 満開いつの日 滝桜
時の朱鷺 育て羽ばたけ 健やかに
三兄弟 夢の五輪へ 切符得る
太陽が 活動低下じゃ 冬長い
ベテランが 油断の薄着で 昇天す
春の山 薄着禁物 死出の道
春の日に 尾根で冷え死ぬ 人もいる
陸援隊 海援隊が 泣いてます
竜巻に 為す術一つ 逃げること
竜巻だ 自然の猛威に 只唖然
竜巻が 通ったルートの ブルーシート
有罪へ 調書書くのが 検察官
有罪の 臭いあるけど 無罪です
権力の 差配あるよな 控訴劇
無罪得て 唸り始めた 小沢節
復帰後も 爆音続き 耳が鳴る
復帰後に 基地の二割が 減っただけ
沖縄の 差別続けて 四十年
沖縄の 差別で成り立つ 本土かな
記念日に 発言謝る 鳩一羽
居眠りで 子供の犠牲が また増えた
政権の 初心は忘れて 税増へ
増税で 庶民の命が 削られる
始めても ルールそもそも 違います