Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

古美術への入口

ある資産家のお宅にあった幕末の画家楊洲 周延(ようしゅう ちかのぶ)の肉筆画の真筆と思われる作品を見せてもらいました。絹本に描かれた絵具の確かさ、頭髪の生え際の一本一本の描き方などすごい技術です。
絵の回りには金紙の折り込みが本当に微妙な光を捉えてきらきらという感じを見せてくれます。このような金紙の加工品を何と呼ぶのか知っておられる方はおられませんか。他にも浮世絵版画が数十枚ありました。保存状態は極めて良好という感じには見えませんでしたが、あるところにはあるものです。時間を見つけて詳しく調査してみようと思います。