Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

グルグルハウス高柳にて(4月26日)

4月26日の帰路は松之山ー松代ー高柳(昼食)ー柏崎ー高速ー上越のコースでした。高柳でグルグルハウスに寄りました。グルグルハウスは一階はギャラリーで2階は電話の美術館になっています。高柳地域の中心に位置し、かつて賑わいを彷彿させる割烹田中屋の建物をリニューアルしたものです。その際、スタッフのSさんには山菜料理を振る舞っていただいたりして、大変お世話になりました。そこで3月31日までの会期で開催された2人展の作品がまだ展示されていて見る事が出来ました。



明日3日から次の展覧会が始まります。

ハウス室内の至る所に元田中屋の遺物や関係者の作品など色々と興味深い作品やオブッジェ、工芸、民芸が展示されています。


Sさんが作者を教えてくれた鏡面と凹面鏡を使った10号程度の作品です。作者は堀越陽子さんでかなり前(1970年代か)の作品と推察されました。コンセプトは斬新な作品です。最近私も凹面鏡を同じ原理で使ったオブジェをつくったことがあり興味深く拝見しました。

堀越さんはお会いした事がありませんが1970年代に毎日現代日本美術展で受賞されたことで覚えている作家の一人です。Webで調べたら、埼玉県立近代美術館に作品がある事が分かりました。


第12回現代日本彫刻展(1987):堀越陽子「Cante del sole 太陽の歌」
その他、駐車場に地域の住宅の取り壊しで提供された食器、民具が干されていました。


グルグルハウスはギャラリー湯山と同じ山間地域、集落の活性化に関わる設立意図があります。連絡を取り合ってそれなりの連携を深めて行ければと思っています。