Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

堀川紀夫個展−35

1970年2月の「雪のイメージを変えるイベント」で使用した顔料の残りを持ち続けてきた。その一部を記録的オブジェとして昨年の大地の芸術祭の雪アート・ギャラリーの「雪のイメージを変えるイベント」の拡大写真に添えて展示。また県立近代美術館での「GUN-新潟に前衛があった頃ー」にも同趣旨で展示する事が出来た。その後、それをまた持ち続けている。
今回、その黄色と緑をGUN関連の記憶・記録とは別の時事、家の記憶という順接的文脈に載せて作品にしてみた。
地炉の近くに展示してあります。緑と十能と火かきの緑青。十能は市販のものよりかなり厚くてWさんが手作りしたもののようで、見事な緑青が出来ています。展示台の白い箱は舟見倹二さんから借りているものです。

黄色と放射能マーク。瓶のままの記録オブジェに遅まきながら21日に放射能マークを添えて作品になりました。台はこのW家の残しものです。