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憲法改正問題

コピペ記事で失礼します。

宮崎駿監督:ジブリの冊子で「改憲反対」 ネットで公開も
毎日新聞 2013年07月22日 20時39分(最終更新 07月22日 21時35分)


宮崎駿監督

憲法改正問題を特集したスタジオジブリの冊子「熱風」7月号
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 憲法改正問題を取り上げた、スタジオジブリ発行の無料冊子「熱風」の7月号が話題を呼んでいる。最新作の映画「風立ちぬ」を公開中の宮崎駿(はやお)監督ら4人が談話や寄稿で憲法改正に反対を表明する内容。今月10日から全国約40書店に並んだが、すぐにはけ、書店に問い合わせが相次ぐ。冊子は初刷りのみの発行で、ジブリ出版部は急きょ、インターネットで電子版の公開を始めた。

 「憲法を変えるなどもってのほか」という題で、宮崎監督の談話を収録した。

 監督は1941年生まれ。戦争の記憶が生々しい子供の頃を振り返り、「馬鹿(ばか)なことをやった国に生まれてしまったと思って、本当に日本が嫌いになりました」と述べる。その上で、「選挙をやれば得票率も投票率も低い、そういう政府がどさくさに紛れて、思いつきのような方法で憲法を変えようなんて、もってのほか」「もちろん、憲法9条と照らし合わせると、自衛隊はいかにもおかしい。おかしいけれど、そのほうがいい。国防軍にしないほうがいい」と憲法改正に反対する。

 徴兵制の導入論にも触れ、「そういう人たちには、50歳でも60歳でも『自分がまず行け』と言いたいです。行きたくないなら、自分の息子を、息子がいなかったら孫を送れ。そうすれば、徴兵制というものが何だかわかるから」と訴える。

 特集では、ジブリ高畑勲監督や鈴木敏夫プロデューサーも憲法9条の改正に反対する原稿を寄せている。

 冊子は02年から毎月発行され、原発やデモなど硬派なテーマを取り上げたこともある。額田久徳編集長は「憲法改正の特集も検討したことはあったが、実現しなかった。今回は参院選もあり、日本が岐路に立つ中で、ジブリとしての旗幟(きし)を鮮明にすべきだと考えた」と話す。宮崎監督が憲法改正について発言するのは初めてという。