日馬富士(中央)の明治神宮奉納土俵入りで太刀持ち(右)と露払い(左)が入れ替わった
力士選士権の前に明治神宮で行われた横綱・日馬富士(29)=伊勢ケ浜=土俵入りで、太刀持ちと露払いが間違って逆の位置にそんきょする失態があった。
本来、横綱の左にいるはずの露払いの時天空が誤って右に行ったのが原因。秋場所千秋楽を休場した安美錦の代役だった時天空は「明治神宮でいい体験をして、しかも間違えた。帰る時の順番をどうするんだろうと思って気づいた」と、頭をかいた。太刀持ちの宝富士は「びっくりした。どうしようもなかった」とため息をついた。
土俵入りに立ち会っていた日本相撲協会の八角広報部長(元横綱北勝海)は「すみません。きちんと指導しておきます」と報道陣に釈明した。(スポーツ報知)