Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

雪アート2014に向けて

今年の雪アート(3/1~3/2)10:00~15:00 松代農舞台周辺会場に向けての構想です。
1、作品タイトル「眼鏡のエチュード」 
2、作者 堀川紀夫  Michio Horikawa
3、コンセプト
 雪降る中で一週間以上耐えるということで線構造の作品を構想。
鑑賞者を雪原の風景へ誘う装置としての大きな眼鏡型のオブジェ彫刻。
眼鏡のフレームを虹色に彩色し雪の白さと対照させる。片方のレンズにピンク色のハート型を配し、見る眼差しに一つのメッセージを加え。もう片方は空とする。
(ピンク色のハートに替えて自転車のタイヤかチューブを付けるスタイルをもう一つの案(4案)とする)
昨夏のギャラリー湯山での個展で発表した「デュシャンの眼鏡」からの展開作例です。
4、素材 雪、木材、厚いベニヤ、白、赤、青、黄、緑などのスプレー、蝶番金具など
5、大きさ  眼鏡のレンズ部分の直径180cm
6、設置方法 踏み固めた雪原の上に設置。
7、設置希望場所
 鑑賞者を誘う雪道につながる位置に作品を設置する。鑑賞者は空のレンズをくぐって通る事ができる。

第1案のラフスケッチです。眼鏡のレンズのサイズが90cmと考えています。

第2案です。クリスマス等のパーティ用の眼鏡を利用してのマケットです。レンズサイズが大きくなりました。(1月5日)

第3案です。レインボーカラーでの彩色構想です。ポップ的なイメージの導入です。(1月9日)

昨日の撮影です。レンズ部分の制作が進みました。いつものY工務店さんに協力していただいています。

第1案では眼鏡のフレームを白に塗り周囲の雪の白とのモノトーン的調和で見せるように考えました。白の方がアートとしてコンセプチャルな広がりがあり、ポップ調は見た目の受け狙いとも言えます。いずれにしても制作の過程で最初は白ペンキで塗りますので、その段階でポップ調の彩色に進むか判断したいと考えています。