Art Site Horikawa-I

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葛西紀明選手!銀メダルおめでとうございます。
以下、Stamp作品だけが私の作品です。その他の記事はコピペです。

<五輪ジャンプ>41歳葛西が銀メダル 男子ラージヒル
 【ソチ江連能弘】ソチ五輪第9日の15日、ノルディックスキーのジャンプ男子個人ラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)の決勝が行われ、冬季五輪史上最多7度目の出場となる41歳、葛西紀明土屋ホーム)が銀メダルに輝いた。ジャンプの個人種目での日本勢のメダルは、1998年長野五輪ラージヒルでの船木和喜の金メダル以来。葛西は94年リレハンメル五輪の団体で銀メダルを得ているが、個人では初のメダルとなった。(毎日新聞)

不屈の男に、女神ほほ笑む=葛西、完成された空中姿勢〔五輪・スキージャンプ〕
時事通信 2月16日(日)5時15分配信
 鍾乳石のように長い年月をかけて、葛西の完成された空中フォームはでき上がった。足を肩幅より大きく開いてスキー板をV字にし、手のひらを下に両腕を広げる、独特の姿勢だ。41歳のベテランは「モモンガみたいでしょう? 」とおどけながら、「飛行機をイメージしているんです」と説明する。
 2006年トリノ五輪当時は、空中で両腕をピタリと体に付けていた。その後、少しずつ腕を広げていった。20代の頃から、葛西の強化に関わってきた北星学園大の佐々木敏教授は「ヤジロベエのように、左右のバランスが取れた空中姿勢は、ジャンプ台の規模が大きいほど生きる」とうなる。9日のノーマルヒルは8位だったが、一回り大きな台で、五輪で自身初となる個人のメダルにたどり着いた。
 並みの選手だと、空中で手を少し広げただけで、バランスを崩してしまうという。さらに、足の開きは板の揺れにつながり、力の入れ方を間違えば、すぐに飛型点の減点につながる。鍛え上げた体と天性のバランス感覚、研ぎ澄まされた技術が融合し、世界に一つの飛型が生まれた。
 1月のワールドカップ(W杯)で10季ぶりに勝ったのは、ラージヒルより大きい、ヒルサイズ200メートルのフライングヒルだった。ただ、フライングヒル以外の成績を見ても、昨季のW杯個人16戦で10位以内が3度だったのに対し、今季は14戦で13度。不惑を迎えても進化を続ける男は、どんな台にも適応できるようになっている。
 長く続けられる理由を問われると、「特にないんだけど…。あえて言えば、(五輪で)6回も悔しい思いをしていることかな」。長野五輪ではけがに泣き、団体金メダルメンバーになれなかった。膝や腰の故障にも苦しんだ。それでも、無念の思いを糧に、努力を続けた41歳。ジャンプの女神が、ようやくほほ笑んだ。(時事)