Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

今年の個展についての覚え書き。

 今日の天候は一転して風雨です。アトリエの整理で数時間。あまり生産的な事をせずに一日が終わってしまいました。
 今日は今年前半の個展の計画を記しておきます。これまで、いろいろなきっかけで制作を積み上げ、グループ展や個展で発表して来ていますが、今年のキーワードは「地元」です。地元の大嶋画郎が今年で創業100周年という事、また自分が地元の大学に入学し作家的な活動を開始して50年になるということでこの節目に個展をしようと考えた次第です。個展の2番の目的は描画材等の未使用のアート関係の在庫品を使いこなすこと。3つ目は、北陸新幹線の開通を一年後に控え(上越の自宅から2kmくらいの所に「上越妙高駅」ができる)、今後の10年くらいを目途に自分の方向性をもう一度見定めるためです。4つめの目的は、3つ目と重なるものですが昨年の大地の芸術祭の里のギャラリー湯山での個展の成果、表現の幅を広げる再構築の歩みを踏まえて歩み続けようとする事です。
 リタイア以後アート活動をよすがに日々を送ってきて、何故アート活動を続けているのかと時々自問します。アート以外に関心・感心する事はなく、アートを売るということはほとんど考えずに、アート表現の可能性、アートとしての新しい言葉を生成させることを目指している事は確かです。その他に社会的なしがらみから内発的な必然性のないままに事を処して来ている反省を付け記しておきます。
まず、5月3日〜5日の3日間。会場は大嶋画郎。地元では未発表の絵画大作の壁面展示を中心とする予定です。
6月21日〜29日。会場は柏崎の游文舎。自家用車で運搬できる範囲で空間展示、立体作品を中心にすることを考えています。