Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

晴天の喜び

2005年の7月に自宅の庭で思いついた作品です.何のことはない鏡を上に向けて空を映して楽しむものです。最初は「空景」と名付けましたが、しばらくして「Sky Catcher」と変更しました。この発想の頃、「レンタル・タレル」という発想もありました。今となっては、どちらが先か思い出せません。空への想いは誰にもあるわけですが、タレルの空を作品として見せたことには、かなり感心しました。ちなみにタレルの作品を最初に見たのは、2000年の第1回大地の芸術祭での川西にある「光の館」でした。数億円の予算で作られた宿泊施設に付設されている作品です。数万円でタレルと同じように空の情景を楽しめる作品を作ろういう発想が「レンタルタレル」なわけです。
そのタレルを見て、その後9/11があって、色々と考えさせられました。9/11には富井玲子さんが現場で撮影された3点の写真もありました。この富井さんの9/11の写真のことは、今後継続的に語って行きます.いずれにしても、空について私の意識が向いて行った訳です。そして、今はこの写真の作品を大きめに展開しています。記念すべき最初の試みの一点です。この作品、大きさ的には長辺が60cmです。

さて、昨日は気持ちのよい晴天でした。おかげで、お風呂はソーラー温水器のみで間に合わせることができました。ソーラーのお湯だけで間に合うお風呂はガスで沸かすよりも気分よく入れます。このソーラー温水器は平成7年から導入しています。沸かせる水量は200lです。太陽への関心、そのエネルギーのありがたさを感じることは人間ならあたりまえのことです。自然のエネルギーや様々な営みへの関心、そして自然への感謝というか、うまくしゃれた言葉が思い浮かびません。この写真は、雪割草の満開写真です。10日くらい前から咲き始めたので室内に入れて楽しんでいます。外にはまだ3鉢あり、今後も楽しみです。