Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

雪の記憶・記憶の雪

一昨日の夜に2cm程度の雪が降り、名残の雪のようでした。
しかし、昨日はの夕方からちらちらと降り始め、今日の朝には15cmくらいになってしまいました。今8時近くですが、まだ止みません。
ブログで紹介しようと外へ出てワンショット。アトリエのたたずまいです。道路は雪かきをしなければなりません。

以前に紹介した、山吹の木の雪囲いです。なぜか、ここだけ囲いの縄を取らなかったのでした。

庭の一角にある椅子代わりの石臼の「雪ぼうし」です。「もの派」の作品に見えなくもない風情です。

縁側からの眺めです。そして、この写真を撮って、異変に気付いたのです。写真左上のところです。30年前に移り住んで来る前から植えられていた山桜の木が折れていたのです。

少雪の今年はもちろん、数年前の豪雪やs59,s60等の超豪雪にも耐えてきたのに、ほんの一夜の15cm程度の雪で折れてしまったのでした。この木は、雪が囲いしなくても大丈夫な太さで安心していたのです。すぐ近くの高田公園では、ぼんぼりも設置され、後一週間くらいでお花見という時点なのに、本当に残念無念の桜の枝折れ雪害でした。この枝、そのまま咲かせて、その後枝を使って作品を作って自宅個展で披露・供養しようと思います。この雪で、「明日あると思う心の仇桜」を改めて実感しました。