Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

篠原兄貴に捧ぐ

aw-mlでのクボザイクさんのメールで知ったのですが、3月25日の朝日新聞夕刊一面に連載「前衛バカ伝説 殴る走るナンセンス」で篠原有司男(77)さんと秋山祐徳太子(74)さんが掲載されたそうです。
私は、26日の朝刊で読ませてもらいました。篠原有司男さんは私が新潟現代美術家集団GUNに入って現代美術を始めた時にすでに大スターでした。前衛=モヒカン刈り=破天荒な作品というようなイメージでインプットされていました。直接お話ししたのは2007年の4月27日のこと。LosのGetty美術館でBoxing Paintingをされた直後のでした。同じ展覧会の出品者同士ということでしたが、意中のお方に40年目にしてサインをいただいたりして大感激でした。その年の12月1日には、奥様のご実家のある富山県高岡市Boxing Paintingをされるということを知り、追っかけをしました。高岡では、新聞にもあるように、途中で酸素を吸引される姿もあり、命がけで表現していることが伝わってきました。この朝日新聞の記事が出た機会に、この二カ所で撮影した篠原さんのBoxing Paintingのスナップを尊敬の意味をこめて公開させていただきます。