自分で撮影した写真を自分で現像して絵はがきに仕立てて送る作品を月に一回くらいのペースで続けた。しかし、何名宛にに送ったかそのリストはない。親しい友人の5名くらいは覚えているが、そのことで返信をもらったのは一件だけ、次のKさんからの手紙である。ある友人からは、写真集で発表した方がよいのではとアドバイスをもらったが、実現させることはできなかった。
1971年の年末か新年開けの直江津か郷津の海岸のようである。砂浜の雪と波、雲の動きを見ていた。
これは絵はがきに使ったので記録がある。1972年1月30日。前年の「神無月ジャズ・ロック」の時に見に行った方向を歩いて、海が見える場所に立ち、かなり強い風を受けながら、しばらく海を見ていた。ただ、冬の新潟の海岸を見たかった。
新潟からの帰りは越後線で柏崎へ。車窓の風景を撮影。
中ノ俣の間借りの部屋から見える風景が美しく見えてきた。この年は雪が少なかった。世の中が騒然としている中で、身近な世界の良さに気付いて行く。
2月中だが日付は不明確。長岡でのGUN集会の帰り。海岸近くを通る電車内より撮影。柏崎から柿崎の間、笠島か青海川の海である。