Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

ウドの話と本阿弥清さん論文

この時期、天然山ウドが美味しいです。私はウドは大好き人間で毎春かなりの回数食べます。山ウドは葉、皮、茎全て捨てる事なく食べられるのは周知のこと。葉は天ぷら、皮は刻んで佃煮、茎はおひたし、煮物、みそ汁の具などで食します.
昨日、しみず屋で買ってきたウドです。夕食はウドの天ぷらで一杯です。

葉と茎を切り分ける。根の部分はさすがに固くて食べられません。

茎の皮をむき、水に浸してアクをぬく。

さて、今日はかなりの風と小雨。今日は小説関係を本棚幅で1mくらい処分。午後は、DVDの「アバター」を見て、「あいだ171号」の本阿弥清さんの「<もの派>と石子順造と<幻触>の知られざる関係」を読んで一日終わりでした。同じ問題意識から書かれた本阿弥清さんの論考に(BT2009年10月号154p参照)「<もの派>隠された真実をめぐって」があります。この2つの論考で取り上げられている1960年末から70年初頭の石子さんは新潟現代美術家GUNの誕生にも関わり、私も数回お会いして少なからぬ影響を受けています。本阿弥さんの書かれている内容は私の記憶に違う事がなく、真実と思っています。私が石子さんにお会いしたのは前山忠さんに連れられて、または同行してであり、石子さんに一人で会って話しが出来たのではありません。いずれにしても本阿弥さんのご努力に心より感謝します。

このE-mail Stampsは石子順造さんを追悼する意味で作成したものです。なお石子さんの肖像写真は羽永光利さんからいただいたもので、石子さんを作品に仕立てたのは1977年の追悼0円切手(はがき作品)が最初です。これはCGで2006年にリニューアル作成したもの。