Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

関根哲男個展感想

舟見さんの要望があり、予定を変更して先日紹介した関根さんの個展を柏崎の遊文舎まで見に行って来ました。
最初の画像は舟見さん宅の「夏水仙」です。ピンクで可憐。今が盛りと数十カ所で咲いていました。今年は猛暑の為か咲くのが一週間くらい遅かったと言われていました。

45分くらいのドライブで遊文舎へ。中心スタッフの柴野さんがおられ、色々と話す事が出来ました。
さて、関根さんのテーマは「原生」でここ10年以上一貫しています。今回の作品は案内状に掲載されたイメージとは少し違って、ブルーシートの包みの中から様々に縛られ曲げられたようなゴムのオブジェが引き出されていました。関根さんの自由闊達な創作意図は十分に理解できますが、秩序ある美しい作品とは思えません。関根さんはスタイルとしての混沌へ逆行しているのではないかと思えました。なお、写真に登場している人物は柴野さんと舟見さんです。




この作品は昨年のギャラリーQでの個展の再展示作品でした。先日の新潟での2人展にも展示されていました。といっても同じ展示ではなく、会場に合わせて屏風のように展示が工夫されていました。


帰路に海浜公園に寄り、ウインドサーフィンの様子を少しの時間見てきました。凧を飛ばしている人も
見られました。8月も下旬です。海を背景に人影が少なく、なんとなく秋の気配がありました。