Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

富井さんに見せた作品

昨日、NY在住の美術史家富井玲子さんが調査に来られた。半日以上の日程で、主に1970年の東京ビエンナーレ「人間と物質」展に関する事とその頃の資料関係を取材していかれた。
私が最近の作品としてお見せした最大のものは何もないアトリエ・ギャラリー。少し無理して色々な小道具類を片付けて白色系でまとめて見せしました。本邦初公開なんちゃって!この作品は床まで白く塗りだしてから一度はやってみたかったものです。ものを片付けて空っぽにすると一つの開放感、かなり気持ちがいいです。改めて、この空っぽ空間からいい作品を創りだしたいと思った次第です。アランカプローのハプニングの精神と団扇不画意高哉(白扇讃=良寛)を形に出来たようで嬉しいのです。