Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

米沢-蔵王-山寺へ行ってきました-4

奥の院まで石段を上っていきます。最初はなだらかな傾斜で10段くらい上ると踊り場があり、足慣らしを意図して設計されていると感じました。

少し上ったところにある姥堂です。

中腹にある仁王門。ここらは急峻で長い階段が続きます。

格子の一つにカメラのレンズを差し入れて撮影。仁王の阿形です。

五大堂にて。展望台になっています。沢山の人であふれていました。

縛ってあるおみくじの集積に人の願い事の凄みが感じられます。

華蔵院の前に花の植え込みがあり、一つの宇宙を感じさせていました。

奥の院の右側に沢山の卒塔婆がびっしりと収められていました。卒塔婆の上部に円形が仕組まれてへりに「南無阿弥陀仏」とスタンプされている種類がありました。形と意味が一体になって伝わってきました。


如法堂にて。鏡の造形がありました。このご神体を何と呼んだらよいのか知りません。神仏習合の造形の一つでしょうか。

内部に金色の丈六仏がありました。

下山するのも楽ではありませんでした。下手をすると転げ落ちてしまいます。昼食は名物の芋煮と舞茸ご飯。その後帰路につきました。
山形道から東北道に出て、磐越道から北陸道へと走ってきました。北陸道に入ったのは4時30分くらい。角田山と弥彦山の方角の太陽があり空が茜色状態になっていました。車窓からその茜色を愛でつつしばらく走って巻町の辺りを通って、弥彦山に日が沈む様子を初めて確認。心の中で横山操の「茜」をイメージしていました。
磐越道の最後の辺りからの眺めです。

北陸道に入ってから。弥彦山に近づいてきました。





実際の「茜」です。