Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

被災支援報告-1

1.昨日付けでaw-mlの皆様へ個展のチャリティの結果を報告送信しました。
表明した事の責任をきちんと果たすと言う事です。
全く話にならないような小さな支援です。ちりを積んで山をつくるということで息長く取り組んでいきます。

先日の個展案内(銀座3ギャラリ-檜 期間3/14〜 3/26)で表明していました東北関東大震災への義援チャリティは資料と 絵はがきで1700円の売り上げでした。
収益にはほど遠い金額ですが、本日そのお金で「水1.8L1本、イ ンスタントラーメン五個入り一袋、缶詰4個」購入し、上越市の 災害支援窓口に届けてきました。
力不足で恥ずかしいですが、とりあえず、報告しておきます。
では、また。
上越市の屋台会館の支援物資集積場所です。

物資の種類別コーナーです。

布団の類です。主として、市内の被災者を支援する為に生かし、余裕が出て来たらしかるべき被災地に送り届けるのだそうです。

入口の張り紙です。災害支援にもルールありです。


2.「災害支援ボランティアへの応募」という作品紹介

「新・方法」を構成する平間貴大、馬場省吾、中ザワヒデキの三名は、芸術家としてではなく市民として、民間団体が主宰する災害支援ボランティアに応募した。
2011年3月11日午後2時46分、東日本大地震が発生した。マグニチュード9.0の、津波を伴う巨大地震であった。

2011年3月26日
新・方法(平間貴大、馬場省吾、中ザワヒデキ
http://7x7whitebell.net/new-method/

今の時局では「芸術家としてでなく市民として」というアプローチが芸術的です。地震とそれによる大津波により被災地の建築に付随していたアートは全て破壊され、まさに瓦礫の山、水泡ゴミとなりました。一部はがれきの中から見つかるでしょうが幾多の尊い命とともにアート作品も失われました。この被災の地平で芸術や芸術家が先験的に存在する訳はありません。芸術は人との間に生まれる価値の一つです。というような感想を持ちました。「新・方法」の皆さんの応募結果が報告される日を待っています。