Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

大震災から一ヶ月

1.震災後一月経ちました。大震災で直接の被害にあってはいないのにショックで興奮状態が続いています。
この間にaw-mlで震災支援への態度表明の発言をし、息の長い支援と言う言葉を書いてきました。その言葉を大切に、自分でできる小さな災害復興支援を四回行なってきました。とりあえずの報告です。
また東北地方の新聞をネットで見るようになり、転載するようになりました。津波被害では仮設住宅に入居するニュースがあり、それでも復興への歩みが具体的に見えて来て癒されています。
予断を許さないのが福島第一原発の爆発による放射能飛散。原発から30kmの円の中は廃墟になるかと思われます。放射能被害から強制避難を余儀なくされている皆様は本当に辛い日々と拝察します。
この土日で東京での反原発デモの話題もありました。反対デモすることは無意味ではありませんがどのような展望を描いて社会をどう変えて行こうとするのかが問われる所です。デモの皆さん。デモを続けて大きな国民的流れが生まれるように頑張ってほしいです。
昨日見た笑点の落語家は「人様を笑わせることしか出来ません」と言いました。サッカー選手は「あきらめない姿を見せる」といいました。これは誰にも分かる一面の真理ですが足らない部分を感じてしまいます。「御用学者はスタジオで発言の責任を問われないレトリックを使い安心を繰り返す」これだけが全面を見せている真実でしょう。
小市民のつぶやきを書きました。息の長い支援のことにもどります。次に開催する妙高市での二人展(4.30〜5.18)でもチャリティを入れます。7月には新潟県全体に呼びかけるチャリティ展を計画しています。
2.今日は松井選手のE-Stampです。松井選手の高校時代の連続敬遠の試合中継は見ていました。松井選手は5千万ですが、松井選手はこれまでに、2004年スマトラ沖地震の被災地復興で5千万円を寄付したほか、07年の能登半島地震の災害義援金6 件として石川県共同募金会に1千万円を送るなど、被災地支援の活動を行っているそうです。

3.我が家のサクラが開花しました。高田公園の花見も始まりました。うきうきする気分にはなれませんが少しは楽しんで次の活力を生み出したいと思います。

庭の水仙も咲き始めました。

4.福島県内の廃車処理滞る 残材の放射線量が壁(2011年4月10日 福島民友ニュース)
 東日本大震災の被災地で発生した自動車など鉄スクラップの処理が、福島第1原発の事故の影響で滞っている。スクラップを処理する問屋や製鉄所が、被災地から持ち込まれたスクラップで震災以前から独自に定めている放射線量の規制値をクリアできないケースが多いからだという。県内の業界関係者からは、大量の残材処理を行わねばならない復旧作業の本格化を前に、残材の放射線量について、国による安全基準の明確化や処理手順に関するルール作りを求める声が上がっている。
 いわき市の自動車リサイクル業者の敷地内。スクラップを置くヤードには、津波などで壊れた車の塊が積み重ねられている。同市の渡辺和寛県自動車リサイクル協同組合専務理事は「震災で壊れた自動車を引き取ってくれと頼まれれば、使命だから断らない。しかし問屋やメーカーの規制が厳しく、持って行き場がない」と話す。
 渡辺専務理事によると、震災で発生した県内の自動車のスクラップは、被災者から推計し約2万5000台という。所有者が明確なスクラップから処理が始まっている。さらに被災地のがれき処理が始まった場合、「現在の状況では復旧自体が滞る」と指摘する。