Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

二人展堀川作品紹介

二人展に出品している震災後アート6点です。
大学卒業の年の1月に買ったキャンバス地の裏にS43.1.11のスタンプが押してあった。それをSMサイズにカットして貼付けて記録としておいた作品に100円ショップから買って来た日付スタンプで2011.3.11を刻印した。シンプルなデイト・スタンピング作品。

1983年に新潟大学教育学部高田分校芸能科校舎が新潟への統合に伴い壊された。その際に記念のオブジェとして採取しておいた電話柱のラベルを1に見立て、また記載されている3を生かし、9.11と3.11に誘うなどのミックスドメディア作品。

100円ショップで買って来たDon’t Openの表示を生かした作品。オープンするともちろん訴えたい大切なメッセージが伝わって来る。

品川アートでいただいて来たステンレスのSの字形を左に、100円ショップで買ったStop!マークを右に組み合わせている。固まってしまった黄色い絵具等でつくられた画面の上でStop!とのみ訴える。この時の中でStop!を考えさせる。

固まった30年くらい前に購入した版画用の黄色絵具の鉛の薄板でつくられたチューブを剥いて、放射能マークを付けて何かの建築物に見立てている。鉛板は腐食が進んでいる。それを貼付けて煙や汚染のイメージを作っている。その他小さなガスボンベ、9.11からのイメージなどで構成。

固まった蛍光塗料の赤を砕いたり刻んだりして放射状に飛び散るイメージ。福島の地図や押し寄せる波頭などのイメージを取り込んでいるが平易な構成で面白みが少ない。まだ未完成。

舟見倹二さんが見に来てくれて金子重春さんと話し合っています。高校時代に舟見さんがインテリアデザインの授業を担当しました。

さて、スタジオゼロのある妙高市は春の風祭り。春の風が爽やかに吹く中をサンライム広場から各町内の御神輿が練り歩いていきます。

スタジオゼロの東条さんは振る舞い酒の担当で法被姿で頑張ってました。