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原発関連ニュース(6月27日)

福島2町村の15人が内部被ばく
2011年 06月 26日 22:46 JST (ロイター)

 広島、福島の放射線研究者らが福島県飯舘村と川俣町の住民計15人の尿を検査したところ、全員から放射性セシウムが検出され、内部被ばくをしたとみられることが26日、分かった。両町村は福島第1原発から30〜40キロの距離。調査した広島大の鎌田七男名誉教授(放射線生物学)は「今後、汚染された野菜などを食べなければ心配はないが、原発事故が収束しなければこの地区に住み続けるのは難しい」
と話した。

原発から放射性物質が放出される仕組み毎日新聞 2011年3月22日付朝刊)

原子力に依存しない」福島知事、脱原発を表明
(2011年6月27日20時36分 読売新聞)

 福島県佐藤雄平知事は27日の県議会で、「原子力に依存しない社会を目指すべきだとの思いを強く持つに至った」と述べ、東京電力福島第一原子力発電所の事故後、初めて「脱原発」の姿勢を明確に示した。
 自民党県議の代表質問に答えた。

 佐藤知事は「県民は日々、放射線の不安にさいなまれ、子供も安心して学校に通えないなど、原発安全神話は根底から覆された」とした上で、「多くの県民が原子力依存から脱却すべきだという意見を持っていると考えている」と説明した。

 同県の有識者委員会は今月15日、復興ビジョンに「原子力に依存しない、安心・安全で持続的に発展可能な社会づくり」を目指す「脱原発」の理念を盛り込む方針を決定。佐藤知事は雇用への影響などに配慮し、記者会見では「尊重する」と述べるにとどまり、明確な支持は示していなかった。