東電福島第一原発の吉田所長、体調不良で退任
asahi.comニュース 記事2011年11月28日20時38分
東京電力福島第一原子力発電所の吉田昌郎所長
東京電力は28日、福島第一原発の吉田昌郎所長(56)が病気療養のために入院したと発表した。原発事故の最前線で指揮を執ってきたが、健康診断で病気が見つかり、24日に入院した。吉田氏は12月1日付で所長職を退き、本社の原子力・立地本部付となる。
後任は、本社で事故対応に携わる高橋毅・原子力運営管理部長(54)。所長交代が事故収束へ向けた作業に与える影響について、東電は「問題ない。後任の高橋は福島第一原発での勤務経験があり、今回の事故も熟知している」(広報部)と説明している。
東電によると、病気は年1回の定期健診で見つかった。病名や被曝(ひばく)線量については、個人情報のため公表できないという。松本純一原子力・立地本部長代理は記者会見で「医師の話では被曝との因果関係はないとみられるが、確定した診断ではない」と話した。
某雑誌の12月号の表紙の4点一組の時事川柳スタンプ作品にに吉田所長を取り上げていました。これまで8ヶ月以上事故現場で陣頭指揮を執られてきた事に何はともあれ敬意を表します。なお、この雑誌はもう数日以内に発行されます。ご参考までに吉田さんの作品のみ掲載します。